プログラム作成手順

Javaに限らず、プログラムを作成する手順は下の図に示す手順を経ます。

問題の検討

プログラム作成の中で一番大切なのがこの問題の検討です。プログラム化する問題はどういう手順で処理すればよいのかを考えます。

この段階でプログラム化したい問題をしっかりと分析しておかないと修正が必要なとき問題を検討しなおすといったことにもなりかねません。

プログラムの入力と編集

テキストエディタを使って、プログラムを入力、編集します。

入力・編集が終わったら保存します。この保存されたファイルをソースファイルといいます。ソースファイルにはソースプログラムが入っています。

コンパイル

コンパイルは入力編集したプログラムに対して次の操作をします。

  1. 文法的な誤りをチェックする。
  2. 文法的な誤りが無ければ、コンピュータで実行できる形式(拡張子.class)のファイルに変換する。
  3. 文法的な誤りがあればその場所と誤りの内容を表示する。

もし、コンパイル時にエラーが発生したらテキストエディタでソースファイルを開き、エラーの個所を訂正します。

エラーを訂正したら再度コンパイルし直す。

javaのコンパイラはjavacというコマンドです。

たとえば、ソースファイルがHello.javaの場合、次のように入力します。

javac Hello.java

コンパイルに成功すると拡張子.classのファイルができます。

実行

プログラムを実行するときは次のように入力します。コマンドの引数には拡張子を付けません。

java Hello