はじめに

ホームページ制作には最低限HTMLの知識が必要です。しかし、HTMLだけでは最低限のホームページしかつれません。より高度なホームページ、例えば電子商取引などに対応したホームページを作るにはHTML以外の要素が必要になります。この要素がプログラミングになります。

プログラミングには何らかのプログラミング言語と呼ばれるコンピュータに対する処理手順を指示する言葉を使います。

Java言語学習に必要なソフトウェア

プログラムを入力するテキストエディタ
Windowsに付属しているメモ帳でも大丈夫ですが、機能的な面で見劣りがするので他のものを使うのがいいでしょう。Vectorなどのダウンロードサイトから見つけられるでしょう。便利なのがCPad for Java2 SDKです。
Java SDK
作成したプログラムをパソコンで実行できる形に変換するプログラムです。 コンパイラにはSun Microsystemsが無料で配布しているJ2SE(Java 2 Standard Edition)を使います。J2SEはJavaSoftのホームページからダウンロードできます。ファイルサイズが32MB程度と大きいので書籍や雑誌の付録からインストールするのがいいでしょう。
統合開発環境
より快適なプログラミング環境が必要だったり、GUIを使ったプログラムを作りたいときににはテキストエディタだけでは力不足です。そんなときは統合開発環境を利用するといいでしょう。ただし、開発環境そのものがJavaで作られている場合がほとんどなので動作が多少もたつく感があります。統合開発環境には無料で機能が制限されているものと有料版があります。

統合開発環境には次のものがあります。

インストールと環境設定

  1. 取得したファイルを実行し、指示に従ってJ2SEをインストールします。
  2. 環境変数PATHにJavaコンパイラのパスを含めます。
    1. Windows95/98/Meの場合
      C:\AUTOEXEC.BATを編集します。メモ帳などでファイルを開きJavaコンパイラのあるディレクトリをPATHに加えます。
      javaコンパイラがCドライブのディレクトリJDK1.3.1_01内のBINにある場合、次の下線部を追加します。
      SET PATH=C:\jdk1.3.1_01\bin;C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\COMMANDS
      この下線部を追加したら、ファイルを上書き保存し、パソコンを再起動します。
    2. Windows2000/XPの場合
      1. コントロールパネルからシステムを選択
      2. 詳細設定のタブを選択
      3. 環境変数ボタンをクリック
      4. ユーザあるいはシステムの環境変数PATHを上記のように編集する。

動作確認

  1. Windows95/98/Meの場合、MS-DOSプロンプトを、Windows2000/XPの場合にはコマンドプロンプトを起動します。
  2. 起動したウィンドウにキーボードからJavacと入力し、Enterキーを押します。
  3. 環境変数PATHの設定が正しければ、Javaコンパイラのコマンドラインヘルプが表示されます。